現役美容師が教える正しいシャンプーの方法

皆様、こんにちは!Lumiailes(ルミエール)黒木です。
前回、シャンプーの選び方についてまとめましたが、今回は正しいシャンプーの方法についてお送り致します。
シャンプーの選び方について、まだご覧になってない方は、是非こちらも合わせてご覧ください。

美容師は、学校や見習い時代に毛髪科学に基づき、シャンプーの方法について勉強しますが、そうでない方は皆さん全て自己流になっていませんか?
今更、聞けないし何となく洗えていれば良いじゃない!そんな風に思っていませんか?

そこが大きな間違えなんですよ〜!!
湯洗いが良いと聞いたから、、、とか、毎日2回シャンプーします!とか朝シャン派です!とか色々なお話を聞いて、その都度お客様には正しいシャンプーの方法について説明してきました。
そうすると、次回の来店時には驚くほど、頭皮環境や髪の様子が変わっているのです!次はこのブログを読んで下さったあなたの番です!
シャンプーの手順
- ブラッシング(ロングヘアの方は特に髪の絡まりを取るため)
- 汚れやほこりを取り除き、髪の絡まりを防ぎます
- 頭皮の血行促進
- ぬるま湯で1〜2分、しっかりと予洗い
- 熱い温度はNG!(なるべくお肌と同じ様な温度)
- 冬は寒いので、38〜40℃まではOK
- ここで7〜8割程度の汚れを落とすぐらいの気持ちで!
- シャンプーを手でしっかりと泡立ててから使う
- シャンプーをそのまま頭皮、髪につけない
- 頭皮、髪は摩擦に弱い
- 指のはらで優しくマッサージするように洗う
- ゴシゴシ洗わない!
- 爪を立てない!
- 耳の後ろや、襟足も忘れずに洗いましょう!
- 十分にすすぐ(2〜3分ぐらい、最初のすすぎ以上にしっかりと!)
- シャンプーのすすぎ残しは、頭皮の痒みやフケ、炎症の原因になります
- 多毛の方の後頭部の洗い残しが気になる事が多いです
- しっかり髪の水分を切って、トリートメントやコンディショナーを付ける
- 中間〜毛先に塗布
- 髪のダメージが気になる方は毎日トリートメントしてOK!
- すすぐ
- 優しくタオルドライ
- 濡れている時、ガシガシ拭くとキューティクルが剥がれやすくなります
- マイクロファイバーのタオルはNG
- すぐにドライヤーの熱でしっかりと乾かす
- 濡れたまま放置しない!
- 放置すると頭皮の嫌な臭いや髪がバサバサ、広がりの原因に!
補足ポイント
・シャンプーは一日一回が理想です!
・敏感肌やフケが気になる方は、アミノ酸系のシャンプーを選ぶようにする!
・朝シャンはなるべくしない!
・シャンプーを原液のまま使用しない!

シャンプーを泡立てるのに、
とっておきのアイテムをご紹介!!

こちらは、DAISOに売っている”ほいっぷるん”
通常は洗顔料を泡立てるのに使用するアイテムなんですが、シャンプーを泡立てるのにもとってもおすすめなアイテムです!!似たようなアイテムはDAISOでなくても購入できると思いますので、お近くの百均でお買い求め下さい。
使い方は簡単!!
①規定の量より少し少なめにお湯を入れる
②いつも使っているシャンプーを入れる
③蓋をしてプッシュ!プッシュ!
④何度か押すと、途中から押す時の感覚が重くなりますがそこから数回プッシュ!蓋の上から濃密な泡が溢れ出てきたら完成!
⑤出来た泡を頭皮に乗せて、マッサージする様にシャンプーをしましょう!
このひと手間で、頭皮と髪が見違えるほど変わります!
頭皮もお顔と同じ一枚の皮膚です。
摩擦に弱いので、洗顔する時と同様に濃密な泡で優しく扱ってあげて下さいね!